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座間味通信 3月号

春の暖かさを感じるようになりましたね。

 

一足先に春を迎えた座間味島では、

リュウキュウバライチゴやヤマモモが実をつけています。

プチプチとしたリュウキュウバライチゴや優しい甘酸っぱさのヤマモモを散策の途中で口にするのが島の人のお楽しみになっています。

 

また山で摘んだヤマモモを泡盛に漬けて自家製のヤマモモ酒を作ったりもするそうです。

今月は座間味島の展望台についてご紹介しましょう。

 

周辺を美しい海に縁どられた座間味島は、リアス式の複雑な地形をしていて、100m以上の山々が連なっています。そんな起伏の激しい座間味島には各所に展望台が設置されています。

その中から選りすぐりの展望台4つをご紹介します。

それぞれの方角によって趣が異なる絶景を楽しむことが出来ますよ。

高月山展望台

島の真ん中あたり、標高137mの高台にあり、昨年秋に私も訪れました。

高月山には展望台が2つあり、一つ目の展望台からは安護の浦や座間味の集落が一望できます。

安護の浦は、中国との交易がさかんであった琉球時代に風待ちの港として利用されました。

 

さらに登ると二つ目の展望台があり、安室島と古座間味ビーチの全景が望めます。

安室奈美恵さんが引退される時にはたくさんのファンの方が同じ名前のこの島を訪れたそうです。

女瀬の崎(うなじのさち)展望台

島の西側に位置し、別名“夕日の展望台”と呼ばれています。

ここから夕陽を眺めると刻一刻と移ろっていく自然の色の美しさにうっとりすることでしょう。

神の浜テラス

こちらも西側にあり、阿嘉島をはじめ、美しい海に浮かぶケラマの島々が一望できます。

2020年には、ケラマの絶景や星空を楽しめるように半分屋根をなくした造りにリニューアルされました。満天の星空を眺めるのは最高!

稲崎展望台

島の北側に位置する稲崎展望台は、別名“クジラの展望台”と呼ばれ、ホエールウォッチングの季節には、探鯨員さんがここから双眼鏡で鯨を探してウォッチング船を誘導します。