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座間味通信 12月号

11月13日~14日に『座間味ヨガ旅プレツアー』と題して、KBSエンタープライズの小泉さん、長濱さんと共に沖縄県座間味島へ行ってまいりました。

 

今回の座間味通信はその旅のご報告をさせていただきたいと思います。

 

座間味島で一泊し、サンセットヨガやサンライズヨガをお届けする予定だったこのプレツアーですが、天候不良により島への船が欠航してしまい、急遽予定を変更し日帰りでの座間味旅となりました。

 

朝9時に那覇の泊港を高速船ざまみクイーン号で出航し50分で座間味に到着、座間味島の海は本島よりもより一段と美しいブルーが広がります。座間味港には座間味村観光協会の眞壁さんが出迎えてくださり、眞壁さんの案内で予定していたところを回りました。

 

眞壁さんは関東出身で島に移り住んで6年、島の魅力に惹かれて帰れなくなってしまったそうです!

高月山で慶良間諸島を一望し、その後サンセットヨガ・サンライズヨガを予定していた阿真ビーチ、古座間味ビーチへ移動しヨガを楽しみました。

 

とにかく海辺でのヨガは最高に気持ちが良かったです!!

ケラマブルーと呼ばれる美しい海を前に様々なポーズをとりましたが、目の前に海、体をねじって目線を横にやると山、上を向くと青い空、下を向くと白い砂浜、どの方向を向いても人工物が目に入ることがありません。

 

どちらを向いてもそれぞれに美しく、思わず声を上げしばらく眺めてしまうので、自然とポーズが深まっていきます。BGMをかけなくても、波や風の音に包まれて呼吸も深まります。

 

私が気に入ったのはピラミッドのポーズ。海を背に足を大きく開いて前屈していくと、ちょうど股のぞきをする姿勢になり、目の前に海が広がるのです。海を逆さに見るというだけでとても楽しくて何度もやってみてはその度に感嘆の声をあげてしまいました!

いつものポーズも美しい自然の景色の中でするだけで、こんなにも楽しくて気持ちいいのだと気付かされました。

 

砂浜もサンゴが砕けて砂になっているので真っ白です。思わず子供に帰って裸足で歩いてしまいました。打ち上げられたサンゴのかけらが時々足に当たり、それさえも心地よい刺激で、足の裏でしっかりと自然を感じます。

ヨガを通して五感を使って座間味の自然を堪能しました。

 

「世界が恋する海」と呼ばれる座間味には世界中からダイバーが集まりますが、もちろん普通に生活している方もたくさんいらっしゃいます。島全体はとても素朴でのどかでした。

 

座間味島を含む慶良間諸島全体が国立公園に指定されています。ですので、砂浜のサンゴのかけら一つ、道端に咲くお花一輪さえ持ち帰ることができません。美しい自然を守るためにいつもボランティアの方々が清掃作業をされているそうです。そのお陰で私たち観光客もきれいな島を楽しませてもらうことができます。

 

夕方の高速船に乗り、短い座間味島滞在が終わりました。

眞壁さんは見えなくなるまで港から手を振って見送ってくださり、名残惜しい気持ちで島を離れていきました。

私には驚くような美しい海の色でしたが、天気が良ければもっともっときれいな海がひろがっているとのこと。

天候によっては船が欠航したり、最高の景色は見られなかったり、予定通りにいかないこともありますが、どうやらそれも座間味島の魅力の一つかもしれません。

「次は絶対長く滞在したい!」「もっと青い海が見たい!」「満天の星空を眺めたい!」と今回かなわなかった思いを果たそうと何度も通ってしまうのだろうなと感じました。

予定変更になるのも自然のなす技、また楽しい思い出です。

 

今回はコロナ禍の中での旅で、受験生の息子を2人持つ私としては不安がなかったわけではありません。旅から戻り、改めて写真や動画を見ながら振り返ると、やはり行って良かったと思います。

ヨガのインストラクターであると同時に主婦であり母親でもあるので、家庭の都合をつけて出かける難しさがありましたが、ちょっと思い切ることで、日常と違った新しい体験ができて世界が広がります。そんな体験や思い出が人生に彩りを与えてくれるように思います。

皆さんと共に座間味村で楽しい体験をしたい!そんな風に改めて感じる座間味旅でした。

そして、なんと!!

旅の様子を動画にしていただきました。

よろしければ見てください💦↓

2本あります。微妙に内容が違います。