幸せになるためのヨガ

なぜヨガをしているのか…

なぜヨガを伝えているのか…

ふと見えなくなった。

 

偉大すぎる先生の壮大な使命に触れて、

自分の微力さにくじけそうになった。

 

ヨガをしていると自分に向き合うことばかり。

未熟さに気づかされて時々辛くなる。

何をがんばろうとしているのか…

私ががんばってどうなるのか…

私がヨガを伝えることに意味はあるのか…

私が伝えなくても世の中は回る、なのにどうして伝えようとするのか…

 

そんな疑問に飲み込まれて泣きそうになった。

 

そんな朝、

カパラバーティとアヌローマビローマで浄化してからていねいに呼吸法をする。

 

浄化されていく…

体の中心が浄化されて、プラーナが巡っていく。

嬉しそうにプラーナが全身を駆け巡る!

幸せ感が全身にあふれ出す!

涙が止まらない。

 

アーサナをすれば体中の細胞が喜んでいるのを感じる。

ブルゾンちえみじゃないけど、60兆の細胞が幸せに満ちているのがわかる。

涙が止まらない。

 

そうだった…

これだった…

私がヨガをするのもヨガを伝えるのも、このためだった。

 

私には偉大な教えを説くことも、

宇宙とつながることもできないけれど、

体を調え、呼吸を調え、自分の内側に意識を向けていくと、

自分の中に幸せがあることに気づくことができる。

全身に幸せが満ちることを知っている。

 

自分の内側から広がる幸せ、愛を自分の周りに広げていきたいんだった。

それが広がることで、世界が幸せに満ちていくことが私の願いだった。

 

答えは自分自身が知っている。

答えを知りたければ、自分の体を見つめ呼吸を見つめ、自分の内側に問うてみる。

グル(師)は自分の中にいる。

こういうことだったのか…

 

私がヨガをする理由、ヨガを伝える理由。

ささやかな気づきだけれど私の根源。

 

壮大ではない、私の身の丈、私の気づきの範囲で少しずつ少しずつ伝えていきたい。

 

改めて、この幸せが世界に広がって、世界が幸せで満たされますように…